■ 土砂災害とは… ■

 【土砂災害】
  主な土砂災害としては、土石流・地すべり・がけ崩れなどがあり、長雨や集中豪雨をきっかけとして起こることが多いです。
 【土石流】
  急な渓谷を、水を含んだ大量の土砂・礫が津波のように流れ下るもので「山津波」とも呼ばれています。
  流れの先端部には大きな礫があることが多く、その流れの速さは時速40~60kmという速度で、一瞬のうちに人家や田畑等を壊滅させてしまいます。
 【地すべり】
  粘土質等のすべりやすい土質を境目に、その上部の地面がゆっくりすべり落ちることです。
  がけ崩れに似ていますが、傾斜の緩い斜面でも発生し、ゆっくりと継続的にすべることもあります。
  また、発生規模は広範囲にわたります。
 【がけ崩れ】
  雨でしみこんだ水分が土の抵抗力を弱め、斜面が急に崩れることです。
  崩れ落ちる速度も速く、地震が原因で起こることもあります。
  人家の近くで起こると、死者の出る悲惨な災害となります。

 【平成13年からの土砂災害の発生件数】
  平成22年には全国45都道府県で1,128件(土石流234件、
 地すべり127件,がけ崩れ767件)の土砂災害が発生しました。
  土砂災害の現象別では、土石流の発生が前年比よりも増加
 している。
  ※ 桜島の噴火活動の活性化に伴う土石流発生回数の増加
  ※時間雨量100mm/h以上の豪雨による土石流発生件数の
 増加


 ■ 土砂災害防止パンフレット ■
  下記よりダウンロードいただき、ご覧下さい。
  平成27年版 土砂災害防止パンフレット(PDFファイル)